毛穴あれこれ−その2 | ニキビ痕を残さない

毛穴あれこれ−その2

にきびの原因のひとつは、肌の代謝や皮脂分泌のバランスが崩れることにあります。
そして本来なら皮膚を潤して保護するべき皮脂が過剰分泌となったり毛穴が詰まったりしてにきびができてしまいます。
皮脂腺は毛穴の中に存在するため、「毛穴さえなければにきびにならなくて済むのに」と思う人もいるかもしれません。
また年齢とともに毛穴が目立ち始め、美容の面からも毛穴の存在を不必要に感じる人もいるでしょう。

そこで毛穴についての雑学をいくつかお話しましょう。
毛穴の数は、赤ちゃんのときにはすでに決まっています。
赤ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいるとき、妊娠6ヶ月頃にはすべての毛包が完成すると言われており、その後、年齢を重ねても毛穴の数は増えることはありません。
毛穴の数は、顔だけでも約20万個あると言われていますが、これには大きな個人差もあります。
ただ、アブラ肌の人には毛穴が多いのかと言うと、それは関係ないようです。
性別による数の違いもないのですが、毛穴の大きさに関しては皮脂の分泌量が関係しているため、男性ホルモンの分泌の多い男性ほど毛穴が大きくなる傾向があると言われます。
毛穴の大きさは、季節によっても多少変化があります。
気温の高い時期のほうが、低い時期に比べ、毛穴まわりのくぼみが広がっているという報告もあります。
鼻では夏の皮脂量が冬に比べ2.5倍上がると言われており、毛穴の大きさには皮脂の過剰分泌が関係しているようです。

またにきびとは関係ありませんが、ほくろがある部分の毛(いわゆるホクロ毛)が長いのはなぜかというと、ほくろ部分の皮膚は細胞を増殖させる物質が出ているため、そこに生えている毛の成長も促進してしまう、という説があります。

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