にきびの原因とタブー | ニキビ痕を残さない

ニキビの原因とタブー

ニキビは発症に至るまでの原因が十分に解き明かされてはいないものの、日頃からある程度の要因を認識して対処しておくことで予防的な対処もできます。ここでは、主な原因をご紹介しておきます。

 

性ホルモンのアンバランスが原因

【思春期】

男性のみならず、女性でも思春期になると男性ホルモンを分泌する副腎が活発になり、卵巣の成熟がこれに伴わないと相対的に女性ホルモン(卵胞ホルモン)より男性ホルモンの比率が高くなって皮脂腺が活発になります。

【女性の性周期】

生理前に卵胞ホルモンに対して黄体ホルモンが急増するため、ニキビは増悪する傾向が強くなります。

 

ビタミンの欠乏

ビタミンAの欠乏することによって、毛嚢孔の角質増殖が亢進します。

ビタミンB郡が欠乏しても皮脂腺の働きが活発になり、ニキビを発生しやすくなってしまいます。

 

自律神経の不安定が原因

ストレスなどで自律神経が不安定になると、自律神経中枢を介して脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモンの分泌量が多くなります。そのため副腎皮質ホルモンの男性ホルモンの量が多くなって、皮脂腺が活発になります。

便秘や胃腸障害などからもニキビが悪化

便秘になると、本来排泄されるはずの毒素が腸などで再吸収されて、肝臓の負担を増やすことに繋がります。この為、肝臓で処理しきれない毒素が皮膚に現われ、ニキビになります。

(1) 顔に吹き出物や、ニキビ・シミなどが出やすく、色つやも悪い

(2) 顔色がさえず、疲れやすい。のぼせ・めまい・貧血症・痔になりやすい

(3) 気分が冴えずにイライラする

(4) 高血圧・心臓病・糖尿病・大腸癌になりやすい

(5) 肩が凝りやすく、頭痛もします。万病の元であり、ニキビ・シミの大敵

 

甘いものや刺激物、油ものなどでもニキビ悪化

糖分の代謝にはビタミンB群が必要となります。この為、甘い物の摂り過ぎは、血液が酸性になってしまい、細胞の働きが悪くなると共に、皮膚が菌に対する抵抗力も低下してしまいます。

 

◆ 脂肪が燃焼するのにビタミンB2、B6が必要

 

◆ パン・麺類が消化されると糖分になり、この糖分を代謝させる為にビタミンB1、B2が必要です。このビタミンB1、B2が不足すると不完全燃焼となり、分泌してくる皮脂は、不安定な脂となるためにニキビを悪化させます。

 

◆ インスタント食品やスナック菓子といったものは、製品の時点から既に過酸化脂質になったものが多く、こうしたものを沢山食べると当然分泌される皮脂は、過酸化脂質であるためにニキビを悪化させます。また、もともと体内のビタミンE、Cの作用が悪い人も同様です。

 

肝臓障害によるもの

いってみれば肝臓は、解毒作用・栄養の貯蔵庫の役割を果たしています。たんぱく質やビタミンを貯えては、必要なときに出す。ホルモンの代謝もつかさどっていて、不要な黄体ホルモンを破壊する働きもあります。

 

肝臓に負担をかける要因には、

(1) 過労体内老廃物の蓄積

(2) 忙しい日々のストレス

(3) 食品添加物・加工食品に含まれる有害物質。酒・タバコなどの刺激物

があげられます。

 

これらの要因で解毒作用は弱まり、皮膚が菌に対する抵抗力が弱くなったり、ビタミンが欠乏したりします。また、黄体ホルモンを壊す力がなくなり、皮脂が異常に増えたりします。

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