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ケミカルピーリング1 | ニキビ痕を残さない

ケミカルピーリング1

ケミカルピーリングというものをご存知でしょうか。

しみやくすみ、しわを取り除くための美容目的で行なわれることが多い方法なので、なんとなく聞いたことのある人もいると思います。

ケミカルピーリングは、保険の適用にはなりませんが、にきびの治療としても注目を集めています。

ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に化学薬品を塗って新陳代謝が悪くなった角質をはがして再生を促し、新しい肌を再生させる治療法のことを言います。

にきびは毛穴が詰まって皮脂がたまることで起こる病気ですが、そもそも毛穴の詰まりというのは、皮膚の角質が形成異常で厚くなり、毛穴の出口を塞ぐことで生じます。

そこで皮膚に化学薬品を塗って、厚くなった角質を化学的に溶かしてしまいます。そうすることで毛穴のつまりが改善され、皮脂も出てきやすくなります。

しかし、ケミカルピーリングの後は角質が薄くなっているため、十分な保湿と紫外線対策が必要です。普段以上に日焼け止めには気を配ってください。

ケミカルピーリングにかかる時間は、にきびの症状によっても異なりますが、準備から保湿まで含めるとおよそ30分間ほどです。

1回の治療で完治するほどの効果はないため、数週間に1回ずつ、何回が繰り返して受ける必要があります。費用は病院によって異なりますが、おおよそ1回1万円前後でしょう。

にきびの症状や程度に応じて薬の濃度や、塗る時間なども調整する必要があるので、皮膚科専門医のいる施設で受けるのがよいでしょう。

ケミカルピーリングの日本での歴史

ニキビ治療にも使われるケミカルピーリングとは、どんなものなのでしょうか?
ケミカルピーリングを文字通り読みとってみると、ケミカル=化学薬品、ピーリング=剥いた皮、を指します。

即ち、皮膚に化学薬品を塗って、その薬品の力で皮膚を剥がすことによって起こりうる現象や効果を利用して行う皮膚の治療を行なう手法をいいます。

1990年代は、美容に関する情報や治療が日本でも広く普及しました。その普及の過程で以前より欧米で広く行われていた、ケミカルピーリングという方法が日本にも導入されて多くの機関などで行われるようになりました。

しかしながら、普及が広がりを見せるに伴って国民生活センターの全国消費生活情報ネットワーク・システムに、患者などから腫れや炎症などの危害例の相談が多数寄せられるようになりました。

当時の厚生省としてもケミカルピーリングに対する苦情や相談などで治療法に対する不安が広がる中で早急な対応が必要となり、2000年6月には厚生省健康政策局医事課より「ケミカルピーリングは業として行われれば医業に該当する」と明確に打ち出しました。

こうした経過に伴って、日本皮膚科学会はケミカルピーリングに関する治療ガイドラインを作成し、ケミカルピーリングを行う医師やその機関従事者への教育はもとより、広く国民へ周知することが大切であるとして、安全なケミカルピーリングを行うためのガイドラインを2001年に作成しています(2004年に改訂版)。

このガイドラインには、基本的理念としてケミカルピーリングが、皮膚科診療技術を十分に修得した皮膚科専門医ないしそれと同等の技術・知識を有する医師の十分な管理下に行われるべき行為であると記されており、医療機関での治療の大切さを唱っています。

ケミカルピーリングの種類

ケミカルビーリングには、自宅でできる手軽なものと、皮膚科でないと行えない濃度の濃いものがあります。

【自宅で行う方法】
ホームケアセットやビーリング石鹸などがあります。フルーツ酸を使用して行うような濃度が低めのケミカルビーリングは、自宅で手軽に行えます。中には多くの皮膚科で使用されているものと同じ、グリコール酸を使用しているものや、かなりの濃度のものまで発売されています。

また、身近な昔からの民間療法として、お風呂にゆずの皮をいれたり、みかんの皮をいれるといった方法や、りんごをむいた皮の内側を肌に貼り付けたり、こすったりするなどといったこともしますが、これらはフルーツ酸を使用したビーリングの一種だといえます。

ビーリングを手軽に行ってみたいが、なかなか怖くて億劫な方には、このりんごの皮を試してみてはいかがでしょうか?リンゴの皮を皮膚に強くこすり付けるのは良くありませんが、軽くなでるくらいで肌の状態が改善されていく可能性もあります。

また、強い濃度のものとしては、一部の皮膚科で使われていて個人輸入もできるレチノイン酸配合のクリームを使ってもよいでしょう。ただし、かなり強いので、なるべく医師の診察の元で、使用するほうが無難でしょう。